2010年の瀬も押し迫った12月26日、北京・好運街のライブハウス「ナッシュビル」で行われた熱狂の一夜が、今ここに蘇る。
『I’m so Glad』で幕を開ける本作は、まさに、あのロックのライブ伝説を彷彿とさせるスリリングな展開の連続。とにかく構成を忘れたまま突入する各曲そしてカオスなエンディング。その度胸には恐れ入る。エフェクターの誤操作すらも「Jam」として楽しむ余裕、そして堅実なドラムに支えられ疾走する『Crossroads』の体育会系テンポ。構成なきステージ裏のドタバタ劇さえも、すべてがロックな「味」として昇華されてる。
理屈抜きで盛り上がる観客、技術を超えた初期衝動とメンバーの阿吽の呼吸が詰まった全10曲。北京の冬を熱く焦がした、男たちの「勇気ある」セッションを、当時の空気感そのままにお楽しみください。